不妊症のTh1/Th2検査と抗リン脂質抗体

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不妊症のTh1/Th2検査と抗リン脂質抗体

神戸でもサクラが満開になりましたね
まだまだ冷える日も多いので風邪&女性の方は冷え性への対策はしっかり継続してくださいね

当店4/2(土)は16時閉店を予定しています。
お買い物で来店予定の方はお早目のお時間をお願いいたします
(相談予約は11~12時枠のみとなります)

先日不妊症相談のお客様から、無事に3月に産まれた女の子の出産報告をいただきました

2021年に不妊症の漢方相談スタートしてから約半年で無事に不妊治療での妊娠となりましたが、当店に来られる前から病院さんでの治療を1年以上続けていらっしゃって、思うような結果も出ず本当につらそうな様子だったのを覚えています。
病院さんとの相性もあまり良くない様子だったので思いきって転院を勧めて、平行で漢方ケアをしていました
元々アレルギーが酷かったのでアレルギー対策をしていましたが、結局移植に向けての検査で、不育症着床不全の原因となる

「Th1/Th2検査」・・・反復着床不全の原因を調べる検査。Th1が高いことで、受精卵や胎児に対して本来起こらないはずの免疫反応をしてしまうと考えられる。

を実施した所、Th1が高いことが判明し免疫抑制剤で対応しながら移植して無事に成功してくれたそうです

着床してからの維持がなかなか出来ない方や、アレルギーが強めの方は免疫性不妊の可能性もしっかり検査するべきですよね

このママさんもバイオリンクをたっぷり飲んでくださっていたので、元気でお肌のキレイな赤ちゃんだと思います
またお会いできる日を楽しみにしています

ちなみにもう1つ、流産や死産の原因となりうるトラブルが

「抗リン脂質抗体」・・・自己免疫疾患の一つで、血管に血栓ができやすくなってしまい、胎盤の血流が悪くなるため流産しやすくなる。

です。2つとも検査によってわかりますが、治療法として抗リン脂質抗体がアスピリンやヘパリンなどの抗血栓薬を使うのに対して、Th1/Th2比率が引っかかる方はタクロリムスなど免疫抑制剤を服用しなければならないため、免疫を抑える事で風邪等に対して健康管理も要注意となり少し負担が大きいように感じます

妊娠を維持できるようになればお薬は飲まなくても良くなりますので大きな不安を抱える必要はありませんが、何度も初期流産を繰り返す方は一度不妊治療を実施している病院さんで原因を見つけてもらうことをお勧めします

 

先日伊勢神宮さんに参拝に行ったところ、

山に吸い込まれるような不思議な雲が3本ありました
いいご利益がありますように

 

 

 

 

不妊症のTh1/Th2検査と抗リン脂質抗体