2023.７月に女児を出産されたママさんのご報告です

結婚して間もなくコロナ流行時期に入り「結婚式が出来ない間は妊娠できるかどうか検査を受けよう」という事になったそうです。
まだタイミングも継続していない段階でしたが「検査だけ」と思っていた所、タイミングは１周期のみでステップアップとなぜか治療に進むことになってしまったそうです。

気づけば人工授精５回、体外受精２回などホルモン治療による妊活が続いておりその影響を受け内膜が薄くなるだけでなく生理痛が悪化、激痛のため鎮痛剤を常用するようになったそうです。
生理痛は「子宮内膜症」と診断されましたがそれ以外にも黄体機能不全による不正出血も見られ段々妊活がこじれていく事を心配された折、当店のお客様の友人に「漢方で妊娠した人がいる」とのクチコミを耳にし来店されました

奥様は体力があり血虚なども目立たない元気な方でしたが子宮内膜症の影響で早期排卵だけでなく着床が難しくなっている様子でしたので、しばらくは不妊治療をお休みしていただき

①子宮内膜症を改善して生理痛を緩和する事

を優先的に漢方を使いました

また、ホルモン剤の影響で経血が激減し内膜が薄くなってしまったため着床環境についても

②内膜の厚みを元に戻しながら、黄体ホルモンがしっかり分泌されるよう基礎体温を観察しながら高温期も漢方を調整する

という点も並行して実践していました

結果酷い生理痛は徐々に緩和され、鎮痛剤も使わないレベルまで落ち着いてくれました。
経血も徐々に増量したようで、不妊治療前のコンディションに無事に戻ったところでなかなかタイミングだけでは妊娠に至らない結果から

・ピックアップ障害

の可能性も大きいため再度体外受精に挑戦してみては？というアドバイスをさせていただきました。

（漢方の体質改善とタイミングのみで１年半頑張りました。）

2022.9月に約1年半ぶりに採卵した結果、２個受精しそのうち１個が胚盤胞凍結まで進みました

（以前は受精すらしない時もありました）

１個しか凍結出来ず落ち込みもありましたが、気持ちを切り替えて移植に進んだところ１１月に妊娠（＋）

妊娠中も漢方やバイオリンクをずっと継続してくださったお陰で2023.7月に無事に出産

今は子育てを楽しみながら奮闘されていてとても充実しているようです

道のりは少し長くなりましたが、体の事をしっかり考えて一旦トラブルを全て立て直してから妊活に向き合った着実な気持ちがとても素晴らしいなと思います。

基礎体温や体調の記録なども細かにメモしていただき私も把握しやすくて大変助かりましたし、体の変化や赤ちゃんが出来るまでの記録がしっかり残っていることは後に不調や同じようなトラブルが再発した時にはかなり必要な資料になると思います。

ベビーちゃんが無事に元気にすくすく育ちますように

↑授乳中ももちろんバイオリンクは必須