胃酸過多のトラブルは漢方でも

2017.07.20

ずっと欠品でご迷惑をおかけしていた胃腸の漢方「開気丸」が今月に入ってようやく出荷されるようになりました🙇

元々はそこまで販売していなかったのですが、ここ最近「５月病」なのか余りにストレスを受けている方が多くて逍遥丸などでは対応出来ない方が急増している気がします😣
精神的にも無理をして頑張っている方が増えているんでしょうね💦

胃腸のトラブルでよく「胃酸過多」の胸焼け症状が出ますが、胃酸を抑えるのは実は「対症療法」になってしまうので本質の「脳がストレスを感じる」という所を改善しなければ繰り返すだけです。。

もちろん漢方で症状は改善できますが、根本的な「精神的な原因となる事」もどう対応していくかを考えながら胃腸を整えるように工夫しましょうね。

胃腸という事でここから「腸」の話に変わりますが、最近は不妊治療の方も含め抗生物質を使用した後の「便秘」「下痢」などが長引く方が多いようです💨
（腸は免疫だけでなく自律神経との関連もあるので実は侮れない臓腑なんです）
抗生物質により腸内細菌のバランスが崩れてしまったことも原因の１つですが、なるべく発酵食品などの「菌活」を取り入れてもらっても結果が出るのに時間がかかる方もいらっしゃいます。

なぜかというと、今の時期特有の「冷たい飲食」により「胃腸を冷やす」という事が足を引っ張っているみたいです😰
（当店でも夏の養生として「夏バテで食欲が無い」という方に「部屋を冷たく冷やしてでも温かいお茶などを飲むように」とお話しするようにしています🍵）

せっかく発酵食品などで腸内バランスを戻そうとしても胃腸が冷え切ってしまう事や、水を摂りすぎて消化液も薄まりなかなか機能改善までは時間がかかります💦

当店のお客様でも実際に抗生物質で１ヶ月以上もの間「お腹が張って苦しい」という方に菌活プラス「胃腸を温める」ようにお願いした所、１ヶ月以上の腸の不調が改善されました✨
酵素や甘酒も今はブームの様ですので、腸の発酵を助けるものを摂る時は効果を出すために「胃腸を冷やさない」ように気を付けてくださいね☀